• 会 期
    2024年5月30日(木)〜 2024年9月6日(金)
  • 会 場
    麻布台ヒルズ ギャラリー(麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階)
主催:麻布台ヒルズ ギャラリー  
共催:ペースギャラリー  
企画:アレクサンダー・S.C.ロウワー

ABOUT展覧会紹介

展覧会について

Un effet du japonais, 1941. Sheet metal, wire, rod, and paint. 203.2 x 203.2 x 121.9 cm. Calder Foundation, New York; Gift of Alexander S. C. Rower in memory of Howard Rower, 2022

アレクサンダー・カルダーによる東京での約35年ぶりとなる個展「カルダー:そよぐ、感じる、日本」を開催します。本展は、アメリカのモダンアートを代表するカルダーの芸術作品における、日本の伝統や美意識との永続的な共鳴をテーマにしています。この展覧会は、ニューヨークのカルダー財団理事長であるアレクサンダー・S.C.ロウワーのキュレーションと、ペースギャラリーの協力のもと、カルダー財団が所蔵する1920年代から1970年代までの作品約100点で構成され、代表作であるモビール、スタビル、スタンディング・モビールから油彩画、ドローイングなど、幅広い作品をご覧いただけます。
カルダー自身は生前日本を訪れたことはありませんでしたが、日本の多くの芸術家や詩人に受け入れられました。それは、今日、彼の作品20点以上が日本国内18箇所の美術館に収蔵されていることからもわかります。

アレクサンダー・カルダーについて

Calder with Red Disc and Gong (1940) and Untitled (c. 1940) in his Roxbury studio, 1944. Photograph by Eric Schaal © Life Magazine

アレクサンダー・カルダー(1898年〜1976年)

カルダー(1898年ペンシルベニア州ローントン生、1976年ニューヨーク市没)は、20世紀を代表する芸術家です。古典的な芸術家の一家に生まれた彼は、針金を曲げたりねじったりすることで、立体的な人物を空間に「描く」という新しい彫刻の手法をあみだし、芸術活動をスタートさせました。吊るされた抽象的な構成要素が、絶えず変化する調和の中でバランスを保ちながら動く「モビール」の発明で最もよく知られています。1931年にマルセル・デュシャンによって造られた「モビール」という言葉は、フランス語で「動き」や「動因」を意味します。初期のモビールにはモーターで動く作品もありましたが、しだいにカルダーは作品を機械駆動させることをやめ、気流や光、湿度、人間の相互作用に反応する作品を多く制作していくようになります。モビールの重要な要素として「動き」を用いた彼は、キネティック・アートの先駆者の一人となりました。また、カルダーは、芸術家仲間でもあるジャン・アルプが「スタビル」と名付けた静止した抽象的な作品も制作しています。
カルダーは、動く彫刻であるモビールによって近代彫刻の概念を一変させ、最もその名を知られていますが、絵画、ドローイング、版画、宝飾品など、数多くの作品を制作し、幅広い分野で活躍しました。1950年代以降になると海外からの制作依頼に関心を向けるようになり、ボルトで固定した鉄板を使った壮大なスケールの屋外彫刻の制作にますます力を注ぐようになりました。今日、これらの記念碑的な作品は、世界中の公共スペースで見ることができます。

Untitled, 1956. Sheet metal, wire, and paint. 88.9 x 304.5 x 162.6 cm. Calder Foundation, New York

NEWS

SNS

麻布台ヒルズ ギャラリー公式SNS

カルダー財団公式SNS

ペースギャラリー公式SNS

OUTLINE開催概要

展覧会名
カルダー:そよぐ、感じる、日本
主催
麻布台ヒルズ ギャラリー
共催
ペースギャラリー
企画
アレクサンダー・S.C. ロウワー(カルダー財団理事長)
展示デザイン
Stephanie Goto Architecture
会期
2024年5月30日(木)ー2024年9月6日(金)
※休館日:2024年6月4日(火)、2024年7月2日(火)、2024年8月6日(火)
会場
麻布台ヒルズ ギャラリー
(東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階)
開館時間
月/火/水/木/日
  10:00-18:00(最終入館 17:30)
金/土/祝前日
   10:00-19:00(最終入館 18:30)
お問合せ
azabudaihillsgallery@mori.co.jp
アクセス
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」5 番出口直結
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報道関係の方からのお問い合わせ

「カルダー:そよぐ、感じる、日本」広報事務局
Email:az-gallery@mori.co.jp

HIGHLIGHTS作品紹介

会場写真

Installation view of Calder: Un effet du japonais, Azabudai Hills Gallery, 2024 Photo: Tadayuki Minamoto © 2024 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS). New York
Installation view of Calder: Un effet du japonais, Azabudai Hills Gallery, 2024 Photo: Tadayuki Minamoto © 2024 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS). New York
Installation view of Calder: Un effet du japonais, Azabudai Hills Gallery, 2024 Photo: Tadayuki Minamoto © 2024 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS). New York

Hanging Mobiles

Guava, 1955. Sheet metal, rod, wire, and paint. 181 x 372.1 x 118.1 cm. Private Collection. Photograph by Tom Powel Imaging © Calder Foundation, New York
Untitled, c. 1954. Sheet metal, wire, and paint. 128.3 x 142.2 cm. Calder Foundation, New York
Untitled, 1956. Sheet metal, wire, and paint. 88.9 x 304.8 x 162.2 cm. Calder Foundation, New York. Photograph by Tom Powel Imaging © Calder Foundation, New York

Standing Mobiles

Fafnir, 1968. Sheet metal, rod, and paint. 284.5 x 467.4 x 116.8 cm. Calder Foundation, New York
Yucca, 1941. Sheet metal, wire, and paint. 103.5 x 38.1 x 27.9 cm. Calder Foundation, New York. Photograph by Tom Powel Imaging © Calder Foundation, New York
Un effet du japonais, 1941. Sheet metal, wire, rod, and paint. 203.2 x 203.2 x 121.9 cm. Calder Foundation, New York; Gift of Alexander S. C. Rower in memory of Howard Rower, 2022

Stabiles

The Pagoda, 1963. Sheet metal, bolts, and paint. 312 x 200.1 x 159.4 cm. Calder Foundation, New York
Black Beast, 1940. Sheet metal, bolts, and paint. 261.6 x 414 x 199.4 cm. Calder Foundation, New York. Photograph by Ken Adlard © Calder Foundation, New York

Oil Paintings

Pinwheel and Flow, 1958. Oil on canvas. 76.5 x 101.9 cm. Calder Foundation, New York
Seven Black, Red and Blue, 1947. Oil on canvas. 122.2 x 153 cm. Calder Foundation, New York

Works on Paper

Untitled (Cat), 1925. Ink on paper. 8.6 x 12 cm. Calder Foundation, New York; Mary Calder Rower Bequest, 2011. Photograph by Tom Powel Imaging © Calder Foundation, New York
Untitled (Rooster), 1925. Ink on paper. 9.8 x 7 cm. Calder Foundation, New York; Mary Calder Rower Bequest, 2011. Photograph by Tom Powel Imaging © Calder Foundation, New York
Untitled (Monkey), 1925. Ink on paper. 7.3 x 9 cm. Calder Foundation, New York; Mary Calder Rower Bequest, 2011. Photograph by Tom Powel Imaging © Calder Foundation, New York
Untitled, 1947. Gouache and ink on paper. 29.2 x 38.7 cm. Calder Foundation, New York

Panel

Little Yellow Panel, 1936. Wood, sheet metal, wire, string, and paint. 113.6 x 48.9 x 48.9 cm. Calder Foundation, New York
All works by Alexander Calder © 2024 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS), New York

EXHIBITION DESIGN展示デザインについて

本展の会場デザインを担当し、長年のカルダー財団の協力者でもあるニューヨーク拠点の建築家、後藤ステファニーは、カルダーが同時代の偉大な建築家たちとコラボレーションしていた精神にならい、3:4:5の直角三角形の幾何学にもとづいた設計で、日本建築の要素や素材をエレガントかつモダンに展示空間に取り入れています。

展覧会は、三角形の斜辺に言及する形で配置された2つのパビリオンを中心に展開し、茶室や能舞台を想起させる正方形の展示室は、ギャラリーの中央に位置しています。空間に対する認識は、空間ばかりか時間の意味でも「中断」を示唆する「間」によって強められ、木、紙、漆喰など日本の伝統的な素材がこの中断や不在の感覚をいっそう強調します。また、パビリオンの天井の透明なパネルから差し込む光は、ジグザグに張り出した庇のような線を描き、身体的で触感的な要素を加えています。

Installation view of Calder: Un effet du japonais, Azabudai Hills Gallery, 2024 Photo: Tadayuki Minamoto © 2024 Calder Foundation, New York / Artists Rights Society (ARS). New York

本展展示デザイン | 後藤ステファニー

長年にわたるカルダー財団の協力者でもある日本人建築家。建築や文化、芸術、ガストロノミー、ホスピタリティの関係性を内包した、真にユニークで体験的な空間設計を行う第一人者。2004年に集学的アプローチによる実践の基礎を築き、カルダー財団の「プロジェクト・スペース」や、ハウザー&ワース(ロサンゼルス)およびペースギャラリー(ニューヨーク)でのカルダー展の空間デザイン、シーザーストーン・エクスペリエンス・センター(ジョージア州)、ドン・ペリニヨンのためのマルチセンサリー体験デザイン、そして2023年には日本初のプロジェクトとなるThe Shinmonzen(京都)のジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリステンのレストランなど、さまざまなプロジェクトを手がける。

MESSAGESメッセージ

本展を開催するにあたり、カルダー財団理事長でありカルダーの孫でもあるアレクサンダー・S.C.ロウワー、ペースギャラリー CEOのマーク・グリムシャーよりメッセージが寄せられました。

「カルダー:そよぐ、感じる、日本」に寄せて

祖父の作品には、日本の伝統と共鳴する繊細さと優美さがあり、崇高で儚いものに対する深い敬意があります。「カルダー:そよぐ、感じる、日本」では、祖父のモビール、スタビル、スタンディング・モビールが思索と自己創造のための空間をつくりだす様をご覧いただけます。カルダーが終生抱いていた日本の美学と文化への憧れに寄り添い、彼が制作において取り組んだ不均衡性や非対称性、近似性の中にある自由さにもとづいて、直感的にキュレーションしています。

アレクサンダー・S.C.ロウワー

アレクサンダー・カルダーは、当ギャラリーの歴史においても、モダニズムの歴史においても、最も重要な人物の一人です。ペースギャラリーが初めてカルダーの展覧会をニューヨークで開催したのは1985年のことでした。この約40年間、カルダー財団と強い関係を保ってこられたことに感謝しています。「カルダー:そよぐ、感じる、日本」は、歴史的な展覧会になると同時に、麻布ヒルズ ギャラリーとの特別なパートナーシップの幕開けとなります。将来的な企画協働において、さまざまな作家の作品を東京の皆さんにご紹介できることを楽しみにしております。また今夏、ペースギャラリーとしては日本に初めてのギャラリーをオープンできることを嬉しく思います。

マーク・グリムシャー

ペースギャラリーについて

ペースギャラリーは、アーニー・グリムシャーによって1960年に設立された世界をリードする国際的なアートギャラリーです。現在は彼の息子であるマーク・グリムシャーが率いており、20世紀の伝説的なアーティストや今日最も影響力のある現代アーティストが含まれています。ギャラリーはニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、ジュネーブ、香港、ソウルに7か所の拠点を持っています。2024年に麻布台ヒルズに新しく開設される東京のギャラリーは、世界で8番目の拠点となります。ギャラリーは3階建てで、内装は藤本壮介によってデザインされています。

Rendering of Pace Gallery, Tokyo. © DBOX for Mori Building Co., Ltd - Azabudai Hills

SPECIALスペシャル

TICKETチケット

通常券

  • 一般
    1,500円(1,300円)
  • 専門・大学生
    1,200円(1,000円)
  • 高校生
    1,000円(800円)

販売期間:2024年5月30日(木)10:00 ~ 2024年9月6日(金)12:30

※( )内はウェブからの事前予約料金です。
※オンラインでのチケットに在庫が残っている場合にのみ窓口でチケットの購入も可能です。
※中学生以下は入館無料です(要学生証提示)。
※ローソンチケットでも本チケットを販売しております。ローソンチケットでご購入の場合には、ローソンチケットにて発券したチケットを当日ご持参ください。詳細はこちら
ローソンチケットの販売期間は以下の通りです。
販売期間 | 2024 年5月29日(水) 23:59 〜 9月6日(金) 09:00
※障がい者手帳をお持ちの方とその介助者(1名まで)は通常料金の半額となります。予約不要、来館時にインフォメーションカウンターで障がい者手帳をご提示のうえ、チケットをお買い求めください。

チケット注意事項
  • ご来館当日は、購入いただいたチケット(入館QRコード、引換チケット)をご提示ください。
  • 麻布台ヒルズ ギャラリー専用オンラインサイトでご購入いただいたチケットは、購入時に送付されるメールから表示いただけます。
  • 来館当日はQRコードを表示していただき、施設の入口でご提示の上ご入館ください。
  • ローソンチケットにてご購入のお客様は、ローソンチケット内の注意事項をご確認ください。
  • 学生券をご利用の場合、ご入館の際にチケットと併せて学生証をご提示いただく場合がございます。
  • 中学生以下は無料(予約不要)ですが、学生証や年齢の確認できる書類のご提示をお願いさせていただく場合がございます。
  • チケットは、1枚につきお一人様1回限り会期中有効です。
  • 一度購入されたチケットの払い戻し、交換、再発行はいたしません。ただし、日時変更は3回まで可能です。
  • 決済後の券種変更はできません。
  • 指定した時間枠内であれば、いつでもご入館いただけますが、会場の混雑状況によっては入館までお待ちいただく場合がございます。
  • チケットの転売は禁止しております。不正購入されたチケットに関するトラブルについては一切責任を負いませんので、ご注意ください。
  • 障がい者手帳をお持ちの方とその介助者(1名まで)は通常の入場料金から半額となります。ご来館時にインフォメーションカウンターで障がい者手帳をご提示のうえ、チケットをお買い求めください。(事前予約は不要)
  • 15名以上の場合は団体割引がございますので事前にご連絡ください。
会場注意事項
  • 会期・開館時間等に変更が生じることがございます。最新情報は展覧会ホームページをご確認ください。
  • 展示作品および展示ケースには手を触れないでください。
  • 撮影は個人的な携帯電話での撮影のみとなります。また、フラッシュの使用は禁止です。
  • 三脚やその他の撮影機器(自撮り棒を含む)の使用は禁止しております。
  • 会場内での模写ならびに鉛筆以外の筆記用具の使用はご遠慮ください
  • 当館では作品保護の観点から会場内の温度を一定にしています。ご観覧の際は体温調節しやすい服装でのご来館をお勧めいたします。
  • 駐車券サービスをご希望の方はご来館当日、インフォメーションカウンターにてチケット購入画面をご提示ください。
  • 作品保護の観点から、大きなお手荷物やリュック等はロッカーへのお預けをお願いしております。
  • ご来館の際は係員の指示に従ってください。他の来館者の迷惑となる行為は固くお断りします。
  • お守りいただけない場合は、入館をお断りする場合や退場いただく場合があります。
  • お客様同士でのトラブルに関し、当館は一切抵触しません。