Cafe カフェ

ベルリンのエリアソンのアトリエ内に構えるスタジオ・オラファー・エリアソン・キッチン(以下SOEキッチン)と本展がコラボレーションするカフェ「THE KITCHEN」を、11月24日(金)より麻布台ヒルズギャラリーカフェにオープンします。「THE KITCHEN」では、普段SOEキッチンで提供されているメニューに加え、今回のために本展とSOEキッチンが共同で考案した、和食や発酵文化を取り入れた特別メニューも用意しています。“一つの料理を空間にいる人たちとシェアする体験”をテーマに、ビュッフェスタイルで展開される料理は、在日フランス大使館で副料理長を勤め、名だたるホテルやレストランに従事してきた日本人シェフ、増谷武士氏が手がけます。SOEキッチン同様に、ヴィーガンまたはベジタリアンに対応しており、可能な限り有機の食材を使用した、身体にも地球にも優しいラインナップが特徴です。さらに食材は、SOEキッチンのフィロソフィーでもある地産地消にならい、全て国産のものを使用。できるだけ東京近郊のもので揃え、輸送時のCO2削減にも寄与しています。世界が抱える社会課題に食を通じて向き合おうとするSOEキッチンの取り組みは、エリアソン自身がアートで表現しようとする姿に通ずる部分があります。ぜひ「THE KITCHEN」で、アートと食が織りなすサスティナブルなメッセージに触れてみてください。 ※一部メニューに卵、乳製品、蜂蜜の使用あり

THE KITCHEN

AZABUDAI HILLS GALLERY CAFE

in collaboration with
Studio Olafur Eliasson Kitchen

撮影:Minegishi Shinji
スタジオ・オラファー・エリアソン キッチンでの昼食の様子
2017年|撮影:María del Pilar García Ayensa
撮影:中戸川史明
撮影:中戸川史明
撮影:中戸川史明
撮影:中戸川史明

オラファー・エリアソンを
一層深く理解するための体験は「THE KITCHEN」で。
「食べる」とは何か?

麻布台ヒルズギャラリーでは、本展のテーマをさらに体感いただくために、SOEキッチンとのコラボレーションカフェ「THE KITCHEN」を期間限定でオープンします。
「THE KITCHEN」のプロジェクトは、SOEキッチンの提案により、麻布台ヒルズギャラリーカフェのチームの一員であるシェフをベルリンのスタジオに派遣したことから始動しました。
「食べる」ことに真摯に向き合ったとき、多くの「当たり前」に負担がかかっていることに気づきます。例えば、日本ではオイルやチーズ、小麦粉、 ワインなど多くの食材を航空輸入に頼っており、SOEキッチンが大切にする「二酸化炭素排出量の制御」に 取り組むうえで課題の一つとなっていました。そこで、日本のオリジナリティを表現しつつ航空輸入の必要がない食材として、日本特有の菌「麹(こうじ)」を用いた調理方法を提案。このアイディアはSOEキッチンとのメニュー開発の伴となり、環境への影響も考慮しつつ国内の素材を生かした、唯一無二の料理が完成しました。
また、ベルリンでのメニュー開発期間中に、シェフがエリアソンと直接話すなかで、食事を通じた「思いやり」 に関する以下の印象的な話がありました。
「人と人の繋がりにおいて、エンパシー(共感)とコンパッション(思いやり)が何よりも大切だと思う。他人のために料理をすることは、もてなしの行為であり、他人を思いやる行為だ。
そして食を囲むことは、信頼感を伴うもの。オープンでいて、寛大さをもってゲストを思いやることが大事なんだ。」
「THE KITCHEN」での体験は、SOEキッチンの思想の一端に触れ、わたしたちを取り巻く世界を知る一歩 になります。展覧会のみならず、麻布台ヒルズギャラリーカフェでのお食事もお楽しみください。

「THE KITCHEN」(ソルト・コンソーシアム株式会社運営)

場所 麻布台ヒルズギャラリーカフェ
(神谷町駅5番出口直結)
会期 11月24日(金)-3月31日(日)
※1月1日(月)のみ休業
ご予約はこちら(テーブルチェック)
料金 THE KITCHENプレート | 1,650円
ケーキセット | 1,650円
ビュッフェ | 3,850円 ※金額はすべて税込です。
時間 THE KITCHENプレート | 10:00-21:00
ケーキセット | 10:00-21:00
ビュッフェ| 12:00-15:00

メニュー一覧

  • ※旬の野菜を使用するため、メニューが季節ごとに変わります。
    詳細は公式Instagramをご確認ください。