
廊下音楽
麻布台ヒルズ地下で始まる、定期開催の音楽・文芸ライブ。初回は蓮沼執太が登場。廊下に響く音や朗読、日常に溶け込む新しい音楽体験をお楽しみください。
2025年10月31日(金)
18:30~21:35
麻布台ヒルズガーデンプラザA 地下1F 駅前広場、アート&ギャラリー、ギャラリー&レストラン舞台裏 、麻布台ヒルズギャラリーカフェ/スペース
森ビル株式会社
無料(ドリンク・フードは有料)

1983年、東京都生まれ。蓮沼執太フィルを組織して、国内外での音楽公演をはじめ、映画、テレビ、演劇、ダンス、ファッション、広告などさまざまなメディアでの音楽制作を行う。また「作曲」という手法を応用し物質的な表現を用いて、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンス、プロジェクトを制作する。第69回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。

ミュージシャン。フェンダー・ローズの歪ませた音像でつづられたその反逆的できらびやかな世界観は海外からの注目も集め、デビュー作「SATISFACTION」(2006年)は異例のロングヒットを記録。また「SONG ALBUM」(2018年)ではシンガー・ソングライターとしての開花も果たし、これまでに13枚の7インチ・レコード、9枚のオリジナル・アルバムをリリース。音楽家の小西康陽により命名された自主レーベル「INNOCENT RECORD」(2004年)を拠点に組織や興行性にとらわれることなくDIY/インディペンデントな活動を展開。

遠山正道のポエムにギター、ドラム、テルミンが即興的に絡む新種のバンド。野宮真貴との共演曲をはじめ17曲のシングルと1枚のアルバムを配信リリース。大阪・関西万博 null² での落合陽一とのコラボや六本木アートナイト、ラッキーフェスなど、表現の場を次々と広げている。

サウンドアーティスト。アンビエント、ポストクラシカル、ミニマル等の ジャンルを彷彿とさせるソロライブではバイオリン、ギター、ピアノ等の 生楽器にエフェクトやループを使うというクラシカルなサウンドと現代的な手法を組み合わせた演奏スタイルで国内外で活動。楽器の音はもちろ ん、自然音や工場から出る騒音までも音楽の素材として使う。2004年結成のインストバンド「NABOWA」のメンバーとしてこれまでに7枚のフルアルバムをリリース。FUJIROCKや朝霧JAM、ARABAKIROCKFEST.等の大型フェスに多数出演。

詩人。2010年「ユリイカの新人」としてデビュー。 詩集「用意された食卓」でエルスール財団新人賞、第21回中原中也賞。詩をメディウムとしたアート作品の制作・発表、手製本による詩集プロジェクト、朗読パフォーマンス等、[詩]を軸にさまざまな活動を行っている。
2025年9月、初の集成詩集「カニエ・ナハ詩集」(青土社)をリリース。近年の主な詩集に「ES」(2025年)、「逗子」(2025年)、「思想」(2024年)、「メノト グリッド」(2024年)等。

東京藝術大学大学院博士後期課程修了。安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。国内外での演奏やアニメ・映画・CM音楽演奏など幅広く活動。2020年にアジア各国でCDをリリースするとともに、ススム・ヨコタやレイ・ハラカミ作品をクラシックギターでカバーした作品も発表。2025年11月1日(土)には横浜市鶴見サルビアホールで「クラシックギターと電子音楽の邂逅」に出演し、サワサキヨシヒロと共演する特別公演を開催。
空間構成 津川 恵理
建築家/ALTEMY一級建築士事務所代表。
文化庁新進芸術家海外研修員として、Diller Scofidio+ Renfro(NY)に勤務。
神戸市主催さんきたアモーレ広場デザインコンペ最優秀賞受賞を機に、帰国しALTEMY設立。
主なプロジェクトに、サンキタ広場、まちの保育園 南青山、庭と織物--The Shades of Shadows @HOSOO GARALLY、渋谷公園通り2040デザインコンペ最優秀賞など。
主な受賞歴に、国土交通省主催都市景観大賞特別賞、土木学会デザイン賞優秀賞、東京藝術大学エメラルド賞、日本空間デザイン賞、グッドデザイン賞など。
演出コンセプト
廊下は連続的に続いていく場であり、音楽は輪郭を持たず境界を曖昧にしていく。それらが掛け合わさり、「廊下音楽」を起点に、このエリア全体が溶け合い、周囲に状況が拡がっていくイメージを抱いています。